トピオ
今年も個性豊かな作り手たちが集まりました。
Meet! Meet! Megane!は、めがねを通して“作り手”と“使い手”が出会う場所。
ふだんは見えない技術や想いにふれながら、 あなたの“お気に入りの1本”を見つけてください!
パチンパチン。毎日を軽やかにする跳ね上げメガネ。
(株)トピオの宮田さんにお話をうかがいました!
Q:まずは会社とブランドの特徴について教えてください。
私たちは、福井市八ツ島町で6名のメンバーで活動している眼鏡メーカーです。
……とは言っても、普段オフィスにいるのは経験豊富な3人組。
あとの3人は全国を飛び回って活動しています(笑)
そんな私たちが手がけるのが、跳ね上げ式フレーム「moBiLe’n(モバイルン)」です。
意匠登録を取得した、当社だけの独自機構を備えた“単式跳ね上げ”フレームで、見た目もスマートな仕上がりになっています。
Q:「moBiLe’n」にはどんな特徴があるんですか?
最大のポイントは、跳ね上げ機構の構造そのものです。
「moBiLe’n」は、マユ(リム上部)にバネ入りの跳ね上げ構造を内蔵しており、上げ下げの操作がとてもスムーズ。「パチンパチン」と気持ちよく動く感覚が、お客様にもご好評いただいています。
さらに、機構がフレーム正面から見ても目立たない設計になっており、スクエアから丸メガネ風まで多様なデザイン展開が可能です。
Q:製造上でこだわっている点、難しかった点はありますか?
跳ね上げフレームは、通常のメガネと違い、フロントが2枚重なっています。
そのため、仕上げの際に左右の重なりがずれないよう、1枚1枚を丁寧に微調整する必要があります。
とても地味な作業ですが、正面から見た時の“きれいさ”に大きく関わる部分なので、最後まで妥協せず仕上げています。
Q:どんな方におすすめしたいですか?
読書や手元作業をする時に、いちいちメガネを外すのが面倒な方
電車でスマホを見たり、会議で資料とモニターを交互に見たりすることが多い方
そんな方にとって、サッと跳ね上げて、また戻せるmoBiLe’nはとても便利です。
メガネを外したり掛け直したりしなくても、手元と遠くをスムーズに切り替えられます。
Q:イベントへの意気込みを聞かせてください。
普段は販売店さんなど“プロの方”と接することが多く、実際に使う方の声を直接聞く機会はなかなかありません。
だからこそ、今回のイベントでユーザーさんの生の声を聞けることをとても楽しみにしています。
「こんなふうに使ってるよ」「こういうところが好き」──そんな言葉をぜひ聞かせてください!
株式会社 トピオ