• トピックス「めがねよ、ありがとう作文」受賞作品

    今年もたくさんのご応募をいただいた、「めがねよ、ありがとう作文」。

    2021年第4回の受賞作品をふりかえりましょう。

     

    最優秀賞はNo.8の井沼友さんの作品。「めがねのまちの本屋賞」とのダブル受賞です!

    受賞作品はこちらからお読みいただけます→  https://meganefes.com/archive/2021/sakubun/

    【審査員講評】

    眼に異常が見つかった娘の将来を思って涙する母に、前向きな言葉をかける娘。

    自分で選んだお気に入りのめがねとともに、成長していく娘さんの姿の描写が高く評価されました。

    【作品を読んだ方の感想】

    「泣いてたら前が見えないよ。心に響きました。」

    「娘さんの力強い成長を感じる作品でした。これから広がる世界と明るい未来を予感させる内容であると同時にお母さんの愛情を強く感じます。」(AKUSHU BOOK & BASE 石田様)



    優秀賞はNo.4 こぴ さんの作品。めがねよ、ありがとう作文史上最高にキュン♡な作品です。

     

    【審査員講評】

    めがねが借り物競争のお題だと言って、彼はめがねの私の手をとった。でも完走後に見せてもらった紙には「好きな人」と書いてありました。めがねをきっかけにした甘酸っぱい告白が胸をキュンとさせると高く評価されました。

     

    【作品を読んだ方の感想】

    「若い時代を、思い出させてくれて胸の鼓動を、楽しませてくれた、作品だと思います」

    「きゅんとしました。」

    「青春時代を思い出させてくれました。50年前に私にも似たような思い出があったなー。」

    「『メガネ』という言葉から、こんな恋愛作品が読めるとは思わなかったです。思わず引き込まれてしまいました!」

     

     

    入賞作品は3つ。うちNo.3のかず太郎万 さんの作品は、「読者大賞」とのダブル受賞です。

     

    【審査員講評】

    初めてめがねをかけて学校に行くのは不安だったけれど、「めがね友達だ。」と言ってくれた友達のおかげで、めがねは相棒になった。はじめてのめがねにまつわる素直な気持ちの描写が評価されました。

     

    【受賞コメント】

    入賞、ありがとうございます。今までお姉ちゃんや妹は作文で賞をとっていましたが、ぼくは賞が初めてです。入賞と聞いたとき、めちゃくちゃうれしかったです。

    今回は、お母さんが「大賞とったらきょうりゅう博物館に行こう。」と言ったのでがんばれました。今はコロナで行けないけど、落ち着いたらつれて行ってくれるとやくそくしてくれました。その時にカッコイイめがねも買ってくれるそうです。初めはいやだっためがねだけど、賞をもらってますますめがねが好きになりました。本当にありがとうございます。

     

     

    入賞作品 No.2 おたんこナース さんの作品はめがね職人だったお父様のエピソードです。

     

    【審査員講評】

    作業場で黙々とめがねを作っていためがね職人のお父様の思い出と、お父様の作っためがねをお店で試着する娘さん。親子そっくりな顔を見て、改めてお父様とのつながりを感じるという温かな描写が評価されました。

     

    【作品を読んだ方の感想】

    「親子の温かな心の繋がりを感じる事ができました。親から子へ、そして子から親へ。そのキャッチボールはまた、子からその子供達へと。家族のそれぞれの景色が深く広く目を閉じると見えてくるようで、それはまた自分の親子関係をも回想させるような気持ちになりました。」

    「めがねに人生をかけた職人のお父様を誇りに思うおたんこナースさん。素敵です。」

    「父の作ったメガネは「最高に似合っている」としめるこのストーリィはメガネづくりに生涯をつくした父を誇らしく思い、娘を愛し「笑かしてくれた」父に感謝する、そんな筆者な思いがあふれている。まさにメガネが繋ぐ愛とユ一モアの「メガネよありがとう」です。」

     

     

    入賞作品No.10 佐藤ひな さんの作品。ウェディングドレスにめがねをかけた素敵なエピソード。

     

    【作品を読んだ方の感想】

    「結婚式で飾ってキレイにみえるよりも、ありのままの自分を皆さんにみて欲しいという筆者さんの気持ちが素敵でした。」

    「自分も眼鏡=私と言われるくらい眼鏡をかけてる私が当たり前になっています、まだ結婚はしてないけど、私も大好きな眼鏡をかけてみんなの前に立てたら素敵だなと思いました!」

     

    【受賞コメント】

    この度は入賞に選んでいただきありがとうございます。共に過ごしてきためがねとの想い出をこうして皆さまに知ってもらえること、大変嬉しく思っています。私自身まだ福井を訪れたことがありませんので、いつか美味しいものを食べに行けたらと思っています。その時は鯖江にも必ず行きますのでよろしくお願いいたします。

     

     

    以上の受賞作品のほかにも、本当に心のこもった「めがねよ、ありがとう作文」がたくさん届きました。

    ノミネート作品、過去の受賞作品はこちらからお読みいただけます→  https://meganefes.com/archive/2021/sakubun/

     

     

    読者投票にご投票いただいた方から、産地へメッセージもいただきました。

     

    「ここ数年、国産メガネを何枚か持ち楽しんでいます。かけ心地のよさが抜群で、例えば重いセルロイドでも苦にならず快適にすごせるところが職人の叡智の結晶だとおもいます。良いものは必ず伝わります。これからも頑張って下さい。」

     

    「私は自分の眼鏡ブランドを作りたくって一度は尋ねたい街です!」

     

    「友人に頼まれて、似合うめがねを何度か選びに行ったことがあるのですが、その時のことを思い出しました。やっぱりめがねっていいな。」

     

    「めがねって替えるだけで、個性も気分も変われてとてもいい物ですよね!」

     

    「長年かけている鯖江産のめがねがぼちぼち買い替え時期なので、素敵な出会いを期待しています。」

     

     

    心あたたまるメッセージありがとうございました。

    これからも、皆に愛され、一緒に人生を歩んでいけるようなめがねをつくる産地でありたいと思います。

     

    めがねよ、ありがとう。