めがねフェスも観光も楽しみたい人に!for traveler!
めがねフェスのついでに
福井県をぐるっと観光したい人に!
旅行のプロに効率よく巡る方法を聞きました!
めがねフェスに参加する人たちの、なんと約40~55%は県外から訪れています。
せっかく福井に来たのだから、福井のいろんな観光地を巡るにはどうすればいいの?
そんな人のため、旅のスペシャリストである楽天トラベルの宇野さんにおすすめの周遊プランを伺いました。
Q.福井県内は、どのような交通手段での移動がおすすめですか?
A.県外から来られる方のほとんどが、車移動が多いですね。さすがに、北海道など遠方からは公共交通機関を利用される方が多いですが、福井県内の有名観光スポットはそれぞれが約20km以上離れていて、直行したりすぐに乗り継いだりできる公共交通機関が少ないので、車で移動する方が効率よく巡ることができます。
例えば、めがねフェスの会場から永平寺までは28km、福井県恐竜博物館までは45km、東尋坊までは55kmと結構距離があります。
とはいえ、免許をお持ちでない方もいらっしゃると思いますので、福井ならではの路面電車や地域鉄道、バスなどを使って、コースを考えることも可能ですよ!

大本山永平寺
Q.めがねフェスと観光を組み合わせるとすれば、どんな日程が良いでしょうか?
A.やはり、めがねフェスをメインとするなら、1日は少なくともフェスだけに費やしてもらった方がゆっくり楽しめると思います。
めがねフェスの会場である鯖江市は、ちょうど福井県の北と南の中間地点にありますので、例えば、北部・南部というふうに訪問先を絞るといいですね。
北部なら永平寺、東尋坊、恐竜博物館、あわら温泉など。

東尋坊
南部ならレインボーライン、気比神宮、熊川宿などです。

熊川宿
車があれば、北部だと恐竜博物館と永平寺の2ヶ所を回ることはできるかもしれないですが、特に恐竜博物館は見どころが満載でちょっと足早になってしまうのでもったいないかもしれません……。
公共交通機関を使う場合は、さらに移動が難しいので、グッと場所を絞って、ゆっくりと1ヶ所を堪能する方が個人的にはおすすめですね。
毎年めがねフェスに来られる方は、行ったことがない訪問先を少しずつ増やす楽しみもありますね!
Q.福井県内のおすすめの宿泊施設はどこですか?
A.宿泊費の予算にもよりますが、例えば福井駅前にはコートヤード・バイ・マリオット福井があり、駅を拠点に動く方にはおすすめです。また、温泉宿に宿泊を希望するなら、鯖江から少し離れますが、あわら温泉が良いですね。
鯖江市周辺だと鯖江第一ホテル、サバエシティホテル、ルートインなどがあります。
鯖江市内に宿泊される場合は、サンドーム福井でのコンサートやイベントによって、宿泊先が埋まってしまうこともあるので、余裕を持ってご予約されることをおすすめします。

あわら温泉 屋台村
Q.写真映えスポットのおすすめはありますか?
A.個人的にはたくさんあります!
越前市の岡太神社・大瀧神社は荘厳な雰囲気があって、寺院建築としてはとても写真映えしますね。神社の由緒も面白いので、ぜひ行ってみていただきたいです。
嶺南地方の水晶浜も美しいですし、三方五湖のレインボーラインは、バラが咲いている時期は特に綺麗です!

三方五湖 レインボーライン
福井県立図書館は建築に興味のある方にはおすすめです。巨大な四角い箱が水田の中にドーンと聳え立っているので、何かの要塞のように見えますよ(笑)
建築で言うと、恐竜博物館も外観がたまごの形をしていて、初めて見る方は驚かれるようですね。
あと、永平寺の近くに黒龍酒造さんの「ESHIKOTO」という施設がオープンしたのですが、そこはすごく雰囲気がカッコよくて、日本酒もテイスティングできるので、何枚も写真を撮ってしまいました(笑)

福井県立恐竜博物館
Q.福井のグルメでおすすめは何ですか?
A.やっぱりヨーロッパ軒のソースカツ丼や秋吉の焼き鳥は、有名なのでよく聞かれますね。
福井のソウルフードを楽しめる地元の人がよく行くお店がたくさんありますので、そういったところで食べられると確実に美味しいと思います。
めがねフェスの時期に楽しめるのは新米でしょうか。福井は米どころなので、正直どこでごはんを食べても美味しいです(笑)
また、蕎麦は通常10月か11月が本格的な旬になるのですが、夏に収穫される「夏の新そば」も登場しているので、味わってみていただくのも良いと思います!

おろし蕎麦とソースカツ丼
めがねフェスだけでなく、もう1泊、2泊してもっと福井を観光したくなった!という方は、ぜひ楽天トラベルで宿泊先を探してみてくださいね!